※ところどころに女と関係を持ってたとかの話が入ります。
また不二はそっち系の仕事をしている〜とかイメージ崩れるよ!とおっしゃる方もいると思います。
いろんなCPが含まれています。
とにかく不純です。
完全BL&純粋しか認められない方は読まないで下さい。
ある日、僕達はホテルに泊まっていた。
英二が興味を持ったのは有料チャンネルだった。
「どうするどうする?見ちゃう?」
「…僕は興味ないや」
「ちぇっ、つまんないの」
「英二がそんなものに興味があったなんて僕はショックだよ」
なんて言うと英二は猛烈に怒る。
何故ならついこの間まで僕が女とヤっていたからだ。
「よく言うよ、バイのくせに。不二はいろんな人と付き合えるんだもんね〜。いいね〜」
「今はもう終わった話。いつまでもむし返さないでくれる?」
「終わった話、なんかで済ませるなよ!絶倫!」
「英二のそういう嫉妬深いとこ、大好き」
「…ばか」
「バカなんて言葉、何処で覚えたの?言葉遣いがなってない。そんな汚い言葉を遣う子はお仕置き決定ね」
「…俺は呆れてばかって言ったんだよ!!」
僕達の遊戯が始まった。
僕は確かに女とヤってはいた。
これも仕事なんだ。
仕方ないんだよ。
「不二って何人とヤってきたの?」
「三千人?かな」
「…女とヤるのと男とヤるの、どっちがいいの」
「最近は男かな。女は柔らかすぎる」
「何それ。筋肉質系がいいみたいな」
「マッチョがいいわけじゃないよ?」
「どーだか。タカさんはどうなんだよ」
「ん〜…途中まではよかったけど…」
と言いかけた瞬間、英二はキレた。
僕がいろんな奴とヤってることが気にくわないらしい。
そりゃそうだよね、僕だってこんな仕事なんでしてるのか疑問に思うもの。
「俺も遊びの一人なんだろ!…でもいいんだ、不二に抱いてもらいたかったから。これからまた仕事なんでしょ?」
「うん、収入が増えたら君に何かいいものあげるよ」
「金で買えるもんなんていらないよ…俺」
「そう…?それは残念」
遊戯を終えると英二はそっぽを向いた。
こんな汚れた僕が嫌になったのか、なんなのかわからないけど…僕が一番好きなのは英二だということは心の内にとどめておいた。
こんなカラダでは何を言っても説得力がないから…。
英二が眠りについた後、僕は荷物を持って静かに部屋を出た。
再び仕事に出かけた。
